2011年4月7日木曜日

引っ越し作業員の空間認識力について

なんや大げさですけども。

今週頭に引っ越しました。
距離的にはほんの1kmほどなので大した移動ではありませんが、荷物を搬出して搬入するという手間は同じです。

距離が近いということは、業者の作業員さんにとっては移動の時間が短くなるわけで、前の家から運びだして次の家へ運び入れるまで、つまりトラックのシートに座って休む時間というのが必然的に、短くなることになります。

3DKの間取りに入っていた荷物、ダンボール約30箱と冷蔵庫や食器棚、ソファーといった大型家具を運搬するのに、作業員たった2人(シーズンですし)。始めのうちは大丈夫かなと思っていたんですけど、全く杞憂でした。正直、ナメていました。

ダンボールも半分近くは本ですから相当重いと思うんですが、2つ3ついっぺんに持っていきます、軽々と持ち上げて。ものの20分ほどでダンボール箱は部屋からさっぱりなくなり、大型家具もキルティングの生地ですっぽりくるんで、バンドをかけるまでわずか1、2分。整理ダンス程度なら1人でやっちゃいます。唖然としました。

そういう手際の良さや重い荷物を平然と運んでいく力強さにも圧倒されましたが、最もプロフェッショナリズムを感じたのはそういう部分ではなく、彼らの空間認識力の高さです。

我々一般市民でも、慣れた階段とかですと段差を体が覚えていて、いちいち足下を見なくても降りたり登ったりできます。しかしながらダンボールを2つも3つも抱えた状態で視界が遮られたりすると、やはり注意して歩かないと踏み外したり、荷物を壁にぶつけたりしてしまいますよね。

ところが彼らの場合、運んでいるのはダンボール箱だけではないですし、例えばソファーなら居間から、整理ダンスなら寝室から、冷蔵庫ならキッチンから、というふうに、何を運ぶかによって運ぶ経路も異なるわけです。

にも関わらず、運ぶものの大きさや形状と、部屋の間口の大きさとの関係、出口までの効率的な最短ルート、どういう向き、角度で運べば壁や他の家具などにぶつけないか、そういう情報を瞬時にインプットして判断しているのである(多分)。

もちろん慣れもあるんでしょうけど、客の家の間取りも様々ですから、トレーニングを積んだとしても向き不向きがあだろうな、と思うわけで、そういう意味ではウチに来た人がたまたまそうだったのかもしれませんけれども、とにかく、恐れいったなという感じでした。

力持ちなだけではダメで、空間認識力が高くないと、引越し作業員はつとまらない。

1つ学びました。

まだまだ片付きません…。

ではまた。